逆流性食道炎の患者さんにおすすめしたい睡眠方法

逆流性食道炎では横になっている体勢が胃酸が逆流しやすい姿勢であるために、夜寝ている間に胃酸が逆流して、朝起きた時に症状が重く出る場合があります。また、逆流性食道炎の症状のために、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなる不眠の症状が出てしまうこともあるのです。

逆流性食道炎は自律神経や、ストレスの影響も強く受けることから、夜はゆっくり眠って体を休めたいところなのですが、逆流性食道炎の症状のために眠りが妨げられるというのは、患者さんにとっても辛く、深刻な問題です。

逆流性食道炎の患者さんがゆっくり眠れるように、逆流性食道炎の患者さんにおすすめの睡眠方法をご紹介したいと思います。

おすすめ睡眠法のポイントは、夕食と寝方です。

まず、夕食をできるだけ早い時間に済ませておき、夜寝る前には何も食べないことです。食べてすぐ寝てしまうのは症状を悪化させる元ですので、食事をしたら最低でも1~2時間は横にならないようにしましょう。そして、その食事の内容はできるだけ消化のよいものを食べ、夕食は軽めにすることも大切です。夕食をしっかり食べるのではなく、朝や昼に食事の重点を置き、夕食を軽くする置き換えがおすすめです。

就寝時になるべく胃に食べ物が残らないようにすれば、胸やけや咳など睡眠を妨げる症状は起こりにくくなります。

次に寝方ですが、仰向けで寝るように心がけてください。寝ている間のことは寝返りをうつこともありますが、就寝時には仰向けで眠ることが大切です。うつぶせは胃を圧迫し最もよくない寝姿勢ですし、横向きもあまりおすすめしません。胃が左あるため、左を下にして寝ると胃が圧迫されて消化が悪くなるから右を下にして寝るといいとよく言われますが、これは確たる根拠のある話ではありません。一番胃に圧迫がかからず、胃酸の逆流を防ぐのに効果的なのは、やはり仰向けです。 また、その時に、胸から頭にかけてが少し高くなるようにすると胃酸の逆流を防ぐ効果が期待できます。

このおすすめの睡眠法を試していただければ、不眠の症状は軽減されることと思います。しかし、やはり大切なのは、根本原因になっている逆流性食道炎の治療をすすめることです。睡眠法を試して症状を軽減しながら、服薬などを継続するのも忘れずに治療にあたってください。

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